神岡鉱山跡地下にデータ保管基地、米IT企業などが建設へ
米大手コンピューター企業などが、岐阜県飛騨市神岡町の神岡鉱山採掘跡の広大な地底空間に、デジタルデータをバックアップする大規模なデータ管理センターを日本国内で初めて建設する。
同市が15日、発表した。
参加企業は米サン・マイクロシステムズなど11社で、地下約100メートルに大型サーバー30台を設置する。2010年4月の稼働を目指し、第1期工事設備費は約450億円。
市によると、採掘跡地は岩盤が強く、耐震性に優れている。さらに、気温が通年で15度前後と安定しているうえ、コンピューター機器類の冷却に地下水を利用できるなどの利点がある。
市は05年3月、世界的な素粒子観測施設「スーパーカミオカンデ」がある同鉱山の採掘跡地を活用し、情報管理センターを建設する構想を発表、採掘権を持つ三井金属などと交渉を進めていた。
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