「掘り返しは違法、あり得ない」=めぐみさんの「遺骨」-ジェンキンス氏
北朝鮮が2004年、拉致被害者横田めぐみさん=失跡当時(13)=は死亡したとして別人の遺骨を日本側に提出したことについて、曽我ひとみさん(48)の夫チャールズ・ジェンキンス氏(67)は15日までに、「北朝鮮には、埋葬から10年間は掘り返してはならないという法律があり、それ以前に掘り返すことはあり得ない」との考えを明らかにした。
北朝鮮側は、04年11月の日朝実務者協議で「めぐみさんの遺骨」を提出。めぐみさんは94年4月に死亡し、夫の金英男氏が埋葬の2年半後に掘り返して焼き、骨つぼに保管していたと説明した。「遺骨」は日本側のDNA鑑定で別人のものと判明している。
また、北朝鮮側が同協議で「英男氏は所属組織に知らせず友人3人と遺体を掘り返した」と説明したことに対しても、ジェンキンス氏は「英男氏は拉致された韓国人であり、監視なしでどこかへ行くことはあり得ない」と指摘。さらに「伝染病でもない限り、北朝鮮では通常、火葬にはしない」と述べた。
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