岐阜・恵那山で小型機墜落、機体発見し１人救出

１５日午前１１時ごろ、岐阜県中津川市の恵那山付近に小型機が墜落した、と目撃者から長野県警に１１０番通報があった。

　同県警から連絡を受けた岐阜県警航空隊のヘリコプターが墜落現場を捜索、午後０時３４分、機体を発見した。搭乗者の人数は不明だが、同県警などが１人を救出、病院へ搬送する予定。

　岐阜県警中津川署や目撃者によると、小型機は午前１０時４０分ごろ、恵那山の山頂（２１９１メートル）から中津川市側へ歩いて２０分ほどの神坂峠付近に墜落した。小型機の主翼が数本の木に衝突したという。

　長野県警によると、通報した男性も軽いけがをしたという。

　国土交通省によると、この小型機は昭和航空（大阪市）が運航していた「セスナ４０４」型機。愛知県豊山町の県営名古屋空港から午前８時４６分に飛びたった後、連絡が取れなくなった。同省によると、飛行計画では３人が搭乗しており、午後３時３０分ごろに同空港に戻る予定だったという。