山中に小型機墜落=写真撮影中、3人死傷か-通報者も破片でけが・岐阜、長野県境
15日午前11時ごろ、長野、岐阜県境の恵那山(2、191メートル)の山頂付近に小型機が落ちたと、登山客の男性から通報があった。両県警のヘリなどが周辺を捜索し、午後零時半すぎに岐阜県側に墜落しているのが見つかった。搭乗者3人のうち1人が死亡したほか、救助された整備士とみられる男性が重傷。
通報した男性も「機体の破片が親指に当たり、けがをした」と話しているという。
長野県警によると、小型機は同山山頂から徒歩で約20分下った神坂(みさか)峠付近で、主翼が立木に衝突し、尾翼が稜線(りょうせん)に散乱している。機体は中津川方向に落ちたという。
国土交通省によると、小型機は昭和航空(大阪市)が運航するセスナ404型機で、機長と整備士、カメラマンの3人が搭乗。同機は航空写真撮影のため、愛知県営名古屋空港を午前8時46分に離陸。約7時間後に同空港に戻る予定だった。
同省航空・鉄道事故調査委員会は同日午後、調査官2人を現地に派遣し、原因究明に乗り出す。
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