<小型機>長野・岐阜県境の恵那山に墜落
15日午前10時半過ぎ、岐阜県中津川市の恵那山中に昭和航空(大阪市中央区)所属の小型機が墜落した。岐阜・長野両県警などがヘリコプターで捜索したところ、午後0時34分、恵那山頂付近で機体を発見、搭乗していた男性1人を救助し、市内の病院に搬送している。事故を受け、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は15日、調査官2人を現場に派遣した。
岐阜県警や昭和航空によると、搭乗していたのはパイロットとカメラマンら3人で、少なくとも1人が死亡しているもよう。事故を通報した男性も軽傷を負って治療を受けている。
昭和航空の話ではセスナは10人乗り。午前8時46分、愛知県豊山町の県営名古屋空港を離陸後、長野・岐阜両県境の御岳山などを撮影して午後4時ごろ同空港に戻る予定だった。恵那山では今年6月にもヘリが墜落し、操縦士が死亡する事故が起きている。
昭和航空は1968年設立。航空写真の撮影や測量、遊覧飛行に小型機を運航している。墜落したのは米・セスナ社製の双発プロペラ機「セスナ404」で、全長12メートル、全幅14メートル。航続距離は2800キロだった。
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