後納郵便ミス1万6千件に、計3千万円の過剰請求も
郵便事業会社が扱う料金後納郵便を巡り、顧客への請求書発送が遅れたり、金額を間違えた請求書を送ったりするミスが相次いだ問題で、判明しているミスの総数は約1万6000件に上ることがわかった。
同社の中城吉郎副社長が16日午後、記者会見で明らかにした。
計約3000万円の過剰請求も含まれていて、中城副社長は「請求を停滞・遅延させたことをおわびする。顧客には誠意をもって対応したい」と陳謝した。
同社によると、先月分の料金後納郵便の料金回収で、99件の顧客に計約3000万円も多く請求していたほか、銀行から引き落とし払いをする顧客の口座番号が顧客管理システムに誤って入力されていたため、7721件の顧客に窓口払いの請求書を送っていた。
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