舛添厚労相、「混合診療」訴訟で控訴の意向
舛添要一厚生労働相は9日午前の会見で、保険診療と保険外診療を併用する「混合診療」を受けると医療費全額に保険が適用されないのは違法とした東京地裁判決を不服として、国として控訴する意向を明らかにした。
舛添氏は控訴理由について「判決の方向で『無制限に何でもいいですよ』というのは私の哲学に反する」と説明した。
また、例外的に混合診療を認めている現行の「保険外併用療養費制度」については「基本的な原則は今のところ曲げない」と述べ、見直す考えはないことを強調。ただ「こういう判決が出て国民的議論がわき起こっている」とも指摘し、「ケース・バイ・ケースの対応も含め、広くいろいろな立場から検討してもらいたい」として、既存の審議会などを通じて制度のあり方を検討していく考えを示した。
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